"和声と創意への試み" ヴィヴァルデイ


新しい年のはじめに 太陽の燦々とふりそそぐイタリアの風土を見事に音楽で表現した ヴィヴァルデイのヴァイオリン協奏曲 第一集から 第一番 春 を お届けいたします。。。


音楽も文学や絵画と肩を並べて、それらが作られた時の時代背景や思想から大きく影響を受けますが、ヴィヴァルデイが活躍なさった時代は、西洋音楽史上では バロック時代になります。・・・・(バロックとは”いびつな真珠)という意味ですが、この時代はドイツでは かの大家バッハが活躍した時代でもあり、西洋音楽の基礎が作り上げられた時代といっても過言ではないのです。


 この前のルネサンス時代は教会旋法という 音律によって作曲がされていました。・・・バロック時代には 現代も全世界で使われている長調、短調という音階がつくりだされたのです。。。



しかし当時の人びとにとっては、端正で単調な 審美的な音楽よりも、斬新で創意工夫をこらした作風や新音階は、いびつな真珠に映ったのでしょう・・・


ヴィヴアルディーは、ソネットをつけてこの曲を発表しています。 後の人は、このために標題音楽として位置づけていますが、彼が 創意工夫への試み としたことに聴衆や演奏家への配慮が伺えるようで、ほのぼのとしますね。。。


独奏ヴアイオリン、第一 第二ヴアイオリン、ヴイオラ、チェロの音色の重なりも感じながらソネット(詩)の助けを借りて鑑賞なさると生き生きと心に聞こえてくることでしょう。。。



☆春がやってきた、
  小鳥は喜び囀りながら寿いでいる。
  小川のせせらぎ、風が優しく撫でる。
  春を告げる雷が轟音を立て黒い雲が空を覆う、
  そして嵐は去り小鳥は素晴らしい声で歌う。。

☆牧草地に花は咲き乱れ、空に伸びた枝の茂った葉はガサガサ音を立てる。
 羊飼は眠り、忠実な猟犬は(私の)そばにいる。(弦楽器の静かな旋律にソロヴァイオリンがのどかなメロディを奏でる)ヴィオラの低いCis音が吠える犬を表現している。

☆ニンフと羊飼いが明るい春の空の下で踊る

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プロフィール

moon

Author:moon
音楽は不思議な生きものです。それが流れていく時 心に何かが感じられます。そこに自分を見出します。わたしは長いことクラシック音楽を専門にしてきました。演奏も沢山しました。。。

音楽を通して沢山の生徒さんたちとも拘わらせていただきました。 


今はYou tubeなどに 忘備録のように往年の名演奏家の演奏がUPされています。現代の演奏家の素晴らしい演奏もUPされています。

ここに自分のチョイスしたものを残したくなりました。


時と共に生きるために・・・・・ 自分の成長の記録のように綴っていきたいとおもいます。

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